・寝る時間が迫っているのに、早く寝てくれない
・園に行く時間なのに、準備をしない
・着替えが遅い
・ご飯を食べるのが遅い
・片付けをしない
・いつまでもお風呂で遊んでいる
・気づけば1日中早く!と言っている

好き好んで、子どもに「早く!」という親はいません。
言わなくて済むなら言いたくないのに!
だって、この子が・・・!!

待ってください。
子どもさんが悪いんですか?
よーく考えてみてください。
自分(親)の都合で、子どもを動かそうとしていませんか?
子どもが自分で進んでしてくれるには、どうしたらいいでしょうか?

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なぜ子どもは「早く」できないのか

子どもは、ゆっくりとした時間の流れの中で生きています。
大人は、毎日何時までにこれをして、あれをしてとスケジュールを立てて効率よく過ごすことができます。
しかし、子どもはまだそういう考え方ができません。
子どもが時計を勉強するのは、小学校1年生の後半。
読み方は習っても、それを何時までにとか、後5分でという時間の感覚を習得するにはトレーニングが必要です。
幼稚園児に至っては、なぜ早くしなければいけないのか?が理解できず、パニックを起こして、泣いてしまうことも。

大人の方も、自分の立てた予定が崩されたり、思うように動いてくれないと、裏切られたような気分になり、イライラが募ってきます。
そもそも、人って達成感を味わうことで喜びを感じます。
仕事では特にそうですよね。
日々、達成感を味わいながら生活しているわけです。
今日は、あれを作ろう。何時までにあれをしよう。・・・これが達成できないと、すごくストレスを感じます。
しかし!子育てって、予定を崩されまくるわけです。予定通り行くなんで、まずありません。
日々、小さなストレスがかかった状態で、子どもがゆっくりしていたら、「早く」と言いたい気持ちもわかります。
というか、私も未だに言っていますが・・・
では、早くと言いすぎてしまうと、子どもはどうなってしまうのでしょうか?

「早く」と言いすぎると子どもはどうなるのか

言霊という言葉があるように、言葉はすごい力を持っています。
小さい頃から、日常的に早くと言い続けられた子どもは、知らず知らずのうちに潜在意識に
「自分は何をするにも遅いんだ」という意識が刷り込まれてしまい、自信を失ってしまいます。
いわゆる、自尊感情というものが低くなってしまいます。
これは、学習にも影響を与えるそうで、自分から何かをしよう!
という自発性も失われていきます。
そして、人に指示をしてもらわなければ行動できない、依存体質な子どもにしてしまうのです。
では、どうしたら早くしてくれるのでしょうか?

どうしたら「早く」してくれるのか

子どもは成長途中です。まだまだ未熟なところがあるのです。
大人びたことを言うようになっても、まだまだ大人と同じように考え、行動することはできません。
大人のあなたがグッと堪え、成長をゆっくり見守ってあげましょう。
子どもは、親も育ててくれるといいます。
親の自分自身も、精神的に成長するチャンスでもあるんです。
さて、どうしたら早くしてくれるんでしょうか?

・先回りしない
できないから、遅いからと言って先回りしてやってあげていませんか?
そうすると、親が何でもしてくれると思ってしまいます。
親がしてくれるまで待つようになります。
それでもしてくれなければ、泣いたり騒いだりして親を動かそうとします。
遠回りなようでも、まずは子どもに考えさせます。
「7時だよ」「何時に出るんだっけ」など、気付かせるような言葉かけを心がけましょう。

・焦らずゆっくり見守る
朝バタバタしている時には難しいですが、口を出しそうになってもできる限り見守りましょう。
7時までに準備してもらわないと、ママがお仕事に遅れちゃうんだ。
など、なぜ早くしなければいけないか。理由もセットで伝えてあげてください。
間違っても、遅れたら先生に怒られるよ。などの脅しはやめてあげてくださいね。
あくまでも、アイメッセージ(ママが困るんだと、ママはこう思うなど自分の気持ちを伝えること)

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・得意なことを応援する
どうしてできないの!?は、自尊感情を低下させます。
子ども時代には、いかに自尊感情=自己肯定感を育てるかがこれから先の子どもの人生も左右します。
学習能力にも差が出ると言われています。
子どものできないところにばかり目を向けるのではなく、できているところを見てあげましょう。
決して、ほめちぎれと言っているわけではありません。
着替えが早くできたね。など、事実を言ってあげるだけで、子どもは認められたと感じます。

「早く」と言わないためには、どうしたらいいのか

まず、親が感情的にならず心にゆとりを持つことです。
自分を振り返ってみてください。
〇〇しなければいけない!〇〇するべき!と思っていることが多すぎませんか?
それを子どもに求めすぎていませんか?
完璧思考は、子どもを追い詰めます。
だからと言って、初めから全く言わないようにするのは、無理があります。
逆に、ストレスが溜まって、いつか爆発してしまいます。
自分自身を大切にしてあげましょう。
1日の中で、何も考えない時間を作るようにします。
例えば、本を読んだり、歌を歌ったり、踊ったり。自分が没頭できること。
「今、ここ」に集中できることが大事です。
忙しい毎日ですが、体のケアだけでなく、心のケアも大事です。
心のケアをする時間を設けるよう、心がけてほしいと思います。

子どもに対しての対策は、
1日のタイムスケジュールを一緒に作る。
字がまだ読めない子は、写真や絵でもいいと思います。
朝起きてからすること、帰ってきてからすることを紙に書いて貼っておくといいです。
そして、物の配置をしっかり決めて動かさないこと!
大人でも、勝手に配置が変わっていたりすると戸惑いますよね。
子供は、幼稚園でも決まった場所に物をしまっています。
家でも、場所を決めてしまえば、自分でするようになります。

私は子供用に、時計を買ってあげていました。

別に、ダンボールでできた手で動かせる時計も使っています。
ダイソーに売ってありました!
約束事を決める時に重宝しています。

ちなみに、我が家の8時25分の約束事は・・・
朝のテレビを見始める時間です。

「早く」を上手に伝えるためには

まず、何か余計な言葉を言いそうになったら、ふ〜〜〜っと深呼吸しましょう。
そして、「早くして」ではなく、「準備しないとママ困っちゃうんだ」など、アイメッセージで伝えること。
「あなたが・・・」と言ってしまうと、ついつい上から目線や言葉もきつくなってしまいがちです。
親の都合ばかりを押し付けるのではなく、親の気持ちを伝えてあげましょう。
そうすることで、子どもの方も要求を聞き入れやすくなります。

まとめ

子どもへの「早く」を少なくすることで、親も子も楽しい毎日が送れます。
楽しい子ども時代の思い出は、これからの財産になります。
ガミガミイライラをちょっと止めて、少し肩の力を抜きましょう。
せっかくの一生に一度の、この子の子育て。
親も子も楽しんで過ごせたらいいですね。


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