
花粉症や風邪を引いた時などくしゃみが止まらないという人も多いはず。くしゃみは細菌など迷惑な侵入者を体の外に排出する働きがあります。
普段の生活で家事をしたり仕事をしたりそのような時に出るくしゃみは周りに迷惑がないよう口を防いでくしゃみをすれば良いですが一番怖いのが運転中にくしゃみをしてしまう事です。
くしゃみをする時って自然と目をつぶってしまうものです。運転中に目をつぶってしまっては、その目をつぶった一瞬で事故をしたり何が起こるか分からないですよね。
実際に、運転中のくしゃみで事故も起こっているんです。
今回は、運転中にくしゃみをしたくなった時の対策をまず紹介して、くしゃみを運転中にすると事故につながる恐れがあるのか?運転中にくしゃみをしてしいそうな時はどのような対処をしたら良いのか。についても紹介します。
目次
くしゃみを運転中にしたくなった時の対策!
運転中にくしゃみをして目をつぶってしまった一瞬に何が起こるか分からないので怖いですよね。運転中にくしゃみをしたくなった時のくしゃみを止める方法をご紹介します。
鼻の下を強く押さえる
やり方は簡単で鼻の下を薬指と人差し指で強く押し当てるだけ。鼻の下を指で強く押すだけでくしゃみをしようとする神経の伝達をストップさせます。
鼻のツボを押す
小鼻の脇に「迎香(げいこう)」という鼻のツボがあります。迎香(げいこう)はくしゃみに効果的なのはもちろん鼻水・鼻詰まりのツボとして定番です。ツボを押す時のポイントとしては両脇から鼻を挟むように押さえるようにします。
3~4秒を1回をして、3回程度押すのが目安です。
鼻から一気に空気を吸い込む
くしゃみをしたくなった時の対処法として鼻から一気に空気を吸い込む、息をとめるなどといった方法も試されていますがこの方法だと少々荒々しい方法になってしまいます。
鼻から一気に空気を吸い込む、息をとめるこの2つは結構多くの方が実践しているので効果が得られないという訳ではなのですが、より効果を得るためには鼻の下を押さえる。ツボを押す方法を試した方が効果です。
くしゃみを運転中にすると事故につながる恐れがある!?
くしゃみをしただけで事故につながる事なんてない!って思っている方も多いですよね。ですが実際、事故は起こっているのです。
2017年4月に愛媛県今治市で起きた事故。この事故では車2台が正面衝突して4人が死傷しました。
花粉症の症状で前方を注視しにくい状態で車を運転し、くしゃみの連続でハンドル操作を誤り、対向車線にはみ出たという事が原因でした。
まさかくしゃみをしただけで事故なんて起こらないと思っていても、くしゃみをして目をつぶった一瞬で何が起こるか分からないし今回はその短時間のくしゃみで事故が起こってしまいました。
ネット上では、花粉症で目がかすんだり、くしゃみが止まらずに運転が危なくなった体験談が数多く投稿されています。
くしゃみの最中は、目をつぶってしまうのを普通ですし身体のコントロールが失われます。また、驚く事にくしゃみの事故は1週間あたり2500件にのぼっているようです。
そのような統計から見ても車の運転中にくしゃみをしたことが原因の交通事故はけっこう起こっている事が分かります。くしゃみは自分では制御出来ず、自然的に起こってしまうものです。何気ないくしゃみ一つで事故を起こして自分の命を落としてしまったり怪我をしたりまた、相手の命を奪ってしまったり怪我をさせてしまったりするので怖いですよね。
なので、運転中にくしゃみをしたくなった場合は、先ほど紹介した対策を一つでも覚えていただいておけばと思います。
運転中にくしゃみをしてしまう時の対処法は?
花粉症になるとくしゃみはつきものです。
車の運転中にくしゃみをする事で事故になる恐れもあるので花粉症になってくしゃみを多くし始めたら運転は避ける事が一番ですがそうはいかない場合もありますよね。
花粉症が原因で運転中にくしゃみをしてしまう時には、様子を見ながら車を停めてくしゃみをする事が事故にも繋がらない一番良い方法です。
ですが実際はくしゃみをするたびに何回も車を止めていられないですよね。そんな時は出来るだけ前の車との車間距離をとり、スピードは押さえて徐行するようにしましょう。
また、運転する前にくしゃみを抑える為の対策をする事も大切です。
外に出た時に洋服に花粉が付きそれがくしゃみの原因になってしまう事も考えられるので、車に乗る前に出来るだけ洋服の花粉をとるようにします。
マスクも徹底し前もって、医者や薬剤師から指導を受けた薬を服用しくしゃみを抑える対策をします。
ですが、薬はくしゃみを抑える効果には期待が出来ますが、副作用などで運転中に眠気に襲われてしまうという恐れもある注意しましょう。
くしゃみを止めたいときに絶対にしない方がいいこと
くしゃみを止めたいときに、絶対にしてはいけないことがあるのを忘れてはいけません!
それは、くしゃみを我慢すること。
それは、海外の話になるんですが、実際にくしゃみを我慢したら喉に穴があいたという症例が医学誌に紹介されています。
イギリスの話ですが、その男性は鼻をつまんで口を閉じた状態でくしゃみをしていたそうです。
コレって、結構やってませんか?
大事な会議の時とか、ぶへっくしょん!!なんてできないですもんね。
私も、赤ちゃんを抱っこしているときなんか、くしゃみをふりかけたくないので、よく我慢してました。
この男性は、30年間もくしゃみをする時は鼻をつまんで口を閉じた状態でしていたそうです。
だから、1回や2回したくらいでは、喉に穴が開くことはないかと思います。
けど、花粉症の方なんかは結構な回数くしゃみが出ますよね。
その時は注意が必要ですよ!
では、なぜただのくしゃみで喉に穴があいてしまうのか?
くしゃみは、鼻から入った刺激物やウイルスを外に出して体を守る反応です。
それを我慢すると、排出したいウイルスが体の中に留まってしまってしまうことになります。
しかも、くしゃみって時速160キロにもなるんですよ!
それを我慢しようとすると、外に出るはずの空気の圧力が喉や耳にかかることになります。
このイギリスの男性の例では、この圧力が喉にもろにかかってしまったため、穴があいてしまったということです。
この男性は手術することはなく、経管栄養で喉を使わず安静にすることで改善したそうですが、耳に圧力がかかると耳の鼓膜が破れてしまったりする恐れもあるので、とても危険です。
くしゃみをする時は、鼻をつまんで我慢することだけはしないでくださいね!
私は、いかにかわいく、音も小さくくしゃみをするかの研究をして、成功しています!(( ´艸`)
くしゃみを我慢することより、こちらに重きを置いてみてはいかがでしょうか!?
まとめ
今回は運転中にくしゃみをしたくなった時の対策と花粉症が原因で運転中にくしゃみをしてしまう時はどのような対処をしたら良いのか、また、くしゃみを運転中にすると事故につながる恐れがあるのかを紹介しましたがいかがでしたか?
目をつぶった一瞬で大きな事故を起こしてしまう可能性があるくしゃみ。
普段は何気ないくしゃみですが運転中にくしゃみをすることは配慮がいりますね。運転する際には、今回の記事で紹介した運転中のくしゃみの対策を是非参考にして実践して頂き事故のない安全な運転をして下さい。