夏になると、多くの虫が発生します。
特に困るのが「蚊」です。耳元でぷ〜〜んとこられた時の不快感と言ったら!!!!
「んんっっ!!!!」ってなってなりませんか。笑
そしてまとわりついてきて、いくら手で払ってもなかなか離れてくれません。
蚊に血を吸われると、吸ったところはぷっくりと膨れ上がり、しかもかゆみを伴うもの。
夏は思い切り子供たちを外で遊ばせてあげたいのに、気づくと子供ばかりが蚊に食われているという事も。
そもそもなぜ蚊は人の血を吸うのでしょうか?
そしてなぜ子供ばかりがよく狙われるのでしょうか。
今回は、蚊が特に子供の血を吸う理由とその対策方法について紹介していきたいと思います。
蚊が血を吸う理由とは?
蚊といえば、梅雨時期から夏の暑い時期にどこからともなく出てきますよね。
そして、気づいたときには蚊に刺されていて私たちをイライラさせます。
では、なぜ蚊は血を吸うのでしょうか?
そもそも蚊というのは、血を吸うのは「メス」だけという事を知っていましたか?
オスの蚊は、血を吸わないどころか血を吸うハリさえ持っていないのです。
実は、蚊というのは本来花や果物の蜜や樹液をエサとしているのです。
しかし、メスが産卵するためには、動物の血液に含まれる「動物性たんぱく質」が必要になってくるのです。
その為、産卵するために必要な栄養を得るためにメスだけが人の血を吸うというわけなのです。
蚊のエサは血液だけだと思っていましたが、実は蝶や他の虫と同じように蜜や樹液が本来のエサなんて驚きですね。
ちなみに蚊といえば「夏」というイメージがあり、そのほかの季節ではあまり目にしませんよね。
では冬の間は何をしているのかというと、蚊の種類によって違いがあります。
卵として越冬する蚊もいますし、成虫で越冬する蚊、または幼虫といて越冬する蚊もいます。
越冬している間は、静かな場所でじっとしているものがほとんど。
活動するものも少なく、活動していても血液を吸う事はありません。
そして春を迎えて温かくなると次第に外に飛び出していき、大量発生するというわけなのです。
蚊に子供は刺されやすい?原因は?
蚊はよく子供が刺されているイメージがありませんか?
外に出かけていて、気づけば大人は刺されていないにも関わらず、小さな子には何カ所も蚊に刺された跡が…。
では、なぜ子供は蚊に刺されやすいのでしょうか?
そもそも、蚊に刺されやすい人にはいくつかの特徴があるのです。
例えば、
・O型
・汗をかきやすい
・ストレスが多い
・肥満
などなど。
つまり、小さな子供や赤ちゃんだけが蚊に刺されやすいというわけではないのです。
しかし、体温が高く汗をかきやすい子供は、比較的蚊の標的になりやすいという事がわかると思います。
さらに、子供というのは蚊に対して免疫が弱いので、刺されやすくしかも跡が残りやすいもの。
大人は蚊に刺されるとその日のうちにいつの間にか跡が消えてしまいますよね。
でも、子供の場合、何日も蚊に刺された跡が残るという事ってありませんか?
これは、子供がまだかに対して免疫がさほどないという事が理由として考えられるのです。
他にも、同じ子供でもO型の子というのは蚊に刺されやすいので特に注意が必要です。
これは医学的にも実験で証明されているのですが、その理由は明らかにはなっていません。
蚊に刺されないための対策!子供編!
では、特に蚊に刺されやすい子供が蚊に刺されないためにはどのような対策が必要なのでしょうか?
まず、蚊に刺されないためには市販の虫よけグッズが効果的です。
スプレータイプのものや、洋服に貼るタイプのものなどがありますよね。
スプレータイプのものの場合、小さな子供には使うことが出来ないものもあります。
さらに、皮膚が弱いこの場合、荒れてしまう心配もありますよね。
そんな時には、洋服に貼って蚊を防ぐタイプのものをお勧めします。
次に、外出時でもなるべく汗を拭きとってあげるようにしましょう。
先程もお話しした通り、蚊は汗をかいている人に寄ってくるものです。
特に子供の場合、代謝が良くすぐに汗をかきますよね。
外出時でも、こまめに汗を拭きとってあげるようにするといいですよ。
そして、室内にいるときには、扇風機がおすすめ。
蚊というのはその小ささから飛行能力が他の虫と比べると弱いのです。
その為、扇風機の風でうまく飛ぶことが出来なくなり、蚊に刺されにくくなるのです。
他にも、室内の場合には、蚊のいなくなるスプレーなどで対策をしてあげる方法もあります。
子供に使うなら、虫除けスプレーはオーガニックのものがおすすめ!
香りもいいから、子供も嫌がりません。
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まとめ
夏の時期は、特に子供や赤ちゃんにとって蚊はとても厄介なものですよね。
しかし、蚊に刺されやすい状況を少しでも取り除けば、蚊に刺されることは少なくなると思います。
子供や赤ちゃんはまだ自分で蚊から自身を守ることが出来ません。
なので、周りの大人が注意をして蚊に刺されない状況を作ってあげることが大切です。
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